音楽監督の棒振り日記

2023年1月4日

【棒振り日記】新年号

あけましておめでとうございます。
昨年はお陰さまで、ようやくコンサートやイベントが復活できました。
ご来場、ご協力、ご声援、ありがとうございました!
まだまだ感染対策を慎重に行いながらの活動が続いていますが、今年も楽しいことをたっくさん企画していきます。
今年はうさぎ年。
う=美しい音楽を作ろう
さ=最高の音楽を作ろう
ぎ=ぎゅっと心を掴む音楽を作ろう
を目標に、
耳のようにアンテナを高く、跳ねるように活発に、鳴かないように黙々と、うさぎのように練習を積み重ねていきます。(当社比)
練習初めは1/9から。
2月までの1ヶ月間は、「音出し大会」と称して名曲や大曲に挑戦していきます!
例えば〜、
アルメニアンダンス全曲、ウエストサイドのシンフォニックダンス、展覧会の絵、ダッタン人の踊り、ローマの松とかとか。
むむ、むずかしそーだぞ。
もちろん、完璧を目指して練習するわけではありません。
先ずは名曲に触れるのが大切なのです!
市吹は現在団員が80人以上いるので、大曲にも挑戦ができるのです!!
スリリング過ぎますが…。
赤信号、みんなで渡れば怖くない。
(良い子はマネをしないように。)
これから、7月2日にアクトシティ大ホールで開催予定の「定期演奏会」に向けて、めっちゃ力をつけていきます。
曲合奏前の基礎合奏も、20分〜30分みっちり練習中。
演奏仲間も募集中です。
(詳しくは団までご相談ください。)
今年の市吹もどうぞよろしくお願いいたします。
ご期待ください!
皆さまもどうか音楽にあふれる一年になりますように。

2023年1月
浜松市民吹奏楽団 音楽監督・指揮者
塚本 修也


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2022年4月4日

【棒振り日記】4/4

〜新年度のご挨拶と団員募集のお知らせ〜
4月から新年度となり、環境が変わった方もたくさんいらっしゃることでしょう。
私が音楽監督・指揮をしている浜松市民吹奏楽団は創立47年目となります。
さぁ、なにが起こるか!?今年度の浜松市吹の活躍にご期待ください。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
浜松市吹では、「一緒に演奏をする仲間」の募集を4月から再開しました。
音楽の街 浜松は吹奏楽が盛んで、一般バンドが数多く活動をしています。
浜松市吹はこんなバンドだよ!と、ここで特色や魅力をお伝えします。
※吹奏楽団のことをここでは愛称として「バンド」としています
⚫︎創立47年目、次回の定期演奏会は45回目となる「伝統バンド」
⚫︎団員数は現在約80名が在籍する「大所帯バンド」
⚫︎20代から70代まで幅広い世代がいる「バラエティバンド」
⚫︎夫婦や親子のいる「ファミリーバンド」
⚫︎コンクールバンドではないが、本物の音楽を追求している「真剣バンド」
⚫︎充実した練習場・楽器庫がある「安定バンド」(感謝)
⚫︎ヨーロッパへの演奏旅行に何度も行っている「旅行大好きバンド」
⚫︎国内やドイツやオーストリアの団体と親交のある「交流大好きバンド」
⚫︎定期演奏会はアクトシティ浜松の大ホールで開催する「大編成バンド」
⚫︎ビアフェストを毎年主催する「賑やかバンド」
⚫︎楽器講習会を開催する「勉強熱心バンド」(自称)
⚫︎平日である月曜日夜に練習する「夜練バンド」
⚫︎基礎練習の合奏を毎回30分行う「基礎大切バンド」
⚫︎合宿がある「練習大好きバンド」(現在自粛中)
⚫︎マーチを得意とする「行進バンド」(?)
⚫︎どちらかというとヨーロッパサウンドを目指している「ヨーロピアンバンド」(自称)
⚫︎楽譜をたくさん持っている「レパートリー豊富バンド」
⚫︎青いジャケット&赤いベストの制服がある「カッコいいバンド」
⚫︎感染症対策を徹底している「安心バンド」(現在合奏は二箇所で実施)
⚫︎運営がちゃんとしている「しっかりバンド」
⚫︎シエナWOで20年以上活躍し吹奏楽を知り尽くした指揮者がいる「専門家監督バンド」(自称)
⚫︎お試し入団期間(1ヶ月)がある「嬉しい優しいバンド」
⚫︎音楽、吹奏楽、楽器が大好きな人が集まっている「音楽人間大集合バンド」
こんな恵まれた環境に感謝しながら、活発に活動をしているバンドです。
吹奏楽をやってみたいな、続けたいな、再開したいな、とか、環境を変えてみたいな、挑戦したいな、健康にいいかな、友達80人できるかな?などなど、浜松市吹のことが少しでも気になった方は、先ずはぜひ見学にお越しくださいね。
特にクラリネットさんは、カムカムエヴリバディ!
若手さんも遠慮なく、カモーンヌ!
今は、6月出演予定の「プロムナード・コンサート」に向けて練習をしています。
市内のいろんなバンドを見て、ご自身にピッタリなバンドが見つかるといいですね。
そんな候補の中に、浜松市吹にビビビ!ときましたら、どうぞよろしくお願いいたします!
一緒に何かを起こしませんか!?

音楽監督・指揮者
塚本修也

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2022年2月9日

【棒振り日記】定期演奏会 お礼号 2/9

皆さま
浜松市民吹奏楽団は、2月6日に第44回定期演奏会が無事に開催されました。
厳しい状況でもお越しいただいたお客様と、応援をしていただいたすべての皆さまに私からも感謝とお礼を申し上げます。
2年8ヶ月振りとなった今回の定期は、団員全員が出られなかったこと、編成を半分にしたこと、大ホールから中ホールでの開催、制作を殆ど団員でしたこと、チケットの売り方、感染症対策などなど、市吹にとって乗り越えていくことが多いコンサートでした。
しかし、団員にとっても新しいことへの挑戦もできた意義のあるコンサートになりました。
例年は約90人近い団員での演奏ですが、今回は半分の編成にしての演奏。
さらに曲による乗り降り制も作り、できるだけ密を避けました。
(演奏は濃密に!)
その代わり個人の負担も大きくなるため、演奏者はきっと日々自分と闘っていたことでしょう。
勇気あった演奏に、私からも大きな拍手です!
今回は、舞台での演奏者だけに照明のスポットが当たっていましたが、様々な思いが詰まったまさに奇跡のコンサートになりました。
内容はというと、、
今回のプログラムのコンセプトは、市吹らしくヨーロッパにこだわった内容。
響きの美しいアクトシティ浜松中ホールで、素晴らしい名曲を集めて演奏するにはその反面、やはり難しいものがありました。
美味しいものにはリスクがあるのです!
楽譜はそんなに難しくなくても音楽がかなり高いところにあり、やってもやっても着地点が見つからないリハーサルでしたが、コンサート当日をゴールとしての演奏は、集中力も生まれて今の市吹の最高の出来だったと思います!
『音楽』は、「楽」しみの手前に先ず「音」があります。
せっかくの名曲でもサウンドが良くないと、音楽が全く入ってきません。
今回は特に「音」こだわって、バランスや編成、配置、楽器の指定など難しい要求をしました。
その違いや面白さに発見ができ、市吹にしかない演奏を感じていただけましたら嬉しい限りです。音楽によって、また市吹も成長できました。
ちなみに、、
プログラムパンフの表紙は、市吹と友好関係にあるドイツのバンドの本拠地、マルクグリョーニンゲン市の広場。
コロナでヨーロッパ演奏旅行が延期になったので、早くいきたいな〜と、そんな願いも込めて。
アンコールは、11月に行われた川崎吹奏楽団50回記念の定期演奏会でも演奏された「ツェッペリン伯爵行進曲」。市吹定期前日に158歳になったタイケの作品。
川吹さんとも友好関係にあるので敬意を表し、曲を通して気持ちがつながりました。
お客様のお見送り音楽は、「浜松市歌」。
ヨーロッパ音楽旅行から無事に帰ってきました、という意味でした。
こうして44回目の定期演奏会が開催できたのは、本当に皆さまのおかげです。
ありがとうございました!
そこにエネルギーが集まることができたのは、「音楽」という力のおかげでした。
作曲家の皆さん、ありがとうございました!!
45回目に向けて、また様々な素敵な出会いを期待したいと思います。

音楽監督・指揮
塚本修也

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