音楽監督の棒振り日記
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棒振り日記 6/28
浜松市民吹奏楽団 第42回定期演奏会にご来場いただき、ありがとうございました。
今回お越しの多数のお客さま、またご協力いただきました関係者の方々に御礼申し上げます。
当日は天気も心配でしたが、終演まではなんと持ち堪えたようです。
市吹の定演演奏会は毎年6月の梅雨の時期なのに、過去42回で雨が降った日は1、2回ほどだとか…。
それだけ、晴れ晴れバンドなんですね!
今回のテーマは、「song〜うた〜」でしたが、なんといっても演奏会の目玉は、「すずめの学校合唱部」との共演でした。
すずめの学校は、中高年のための0から始めるシリーズの学校で、最初に吹奏楽部がスタートしました。
その第2弾として、今年2月に合唱部が立ち上がり毎週専門の先生から授業を受けています。
約5ヶ月で何処まで仕上がるか心配でしたが、市吹との合わせの度に、いや、毎週毎週の練習の度に急成長していきました。
もちろん、皆さん初心者なので音を取りながら声を出すのに精一杯ですが、その頑張っている姿にも感動し、歌が大好きで歌っている姿にも感動しました。
市吹の約90名近いオーケストラに、合唱は今回は約130名(部員は160人)が参加して、大ステージになりました。
私は普段は声を出す音楽の環境にはいないため、合唱の指導と指揮に不安もありましたが、コンサートでは本当に楽しく指揮を振ることが出来ました。
なぜならば、言葉を旋律に乗せて歌うことは人間の自然な感情表現であり、音楽の原点だからだと思います。
また言葉の深さや大切さも知りました。
すずめの学校合唱部は、来年2月の発表会に向けてまた練習が再開しますが、きっとその頃は立派なすずめになり巣立っていくことでしょう。
「うた」がテーマのコンサートでしたが、全体的には何となく北欧や日本の歌でプログラミングしました。
地球ではお互いに離れた場所ですが、メロディの旋法は実は不思議と似たようなところがあります。
どこか懐かしさや心情を歌っている、そんな心の風景がお客さまに伝わっていたら、私たちも幸せです。
半年以上の練習も本番は2時間少しで、あっという間にの出来事でした。
しかし、コンサート終盤に向かって、だんだんとお客さまの拍手の温かさや手の位置が上がっていく実感がありました。
今回のテーマを教訓に、市吹はこれからも、「歌う心」を大切にしていきます。
ありがとうございました。
塚本修也
No.10
2019年6月28日(金)
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市吹の定演演奏会は毎年6月の梅雨の時期なのに、過去42回で雨が降った日は1、2回ほどだとか…。
それだけ、晴れ晴れバンドなんですね!
今回のテーマは、「song〜うた〜」でしたが、なんといっても演奏会の目玉は、「すずめの学校合唱部」との共演でした。
すずめの学校は、中高年のための0から始めるシリーズの学校で、最初に吹奏楽部がスタートしました。
その第2弾として、今年2月に合唱部が立ち上がり毎週専門の先生から授業を受けています。
約5ヶ月で何処まで仕上がるか心配でしたが、市吹との合わせの度に、いや、毎週毎週の練習の度に急成長していきました。
もちろん、皆さん初心者なので音を取りながら声を出すのに精一杯ですが、その頑張っている姿にも感動し、歌が大好きで歌っている姿にも感動しました。
市吹の約90名近いオーケストラに、合唱は今回は約130名(部員は160人)が参加して、大ステージになりました。
私は普段は声を出す音楽の環境にはいないため、合唱の指導と指揮に不安もありましたが、コンサートでは本当に楽しく指揮を振ることが出来ました。
なぜならば、言葉を旋律に乗せて歌うことは人間の自然な感情表現であり、音楽の原点だからだと思います。
また言葉の深さや大切さも知りました。
すずめの学校合唱部は、来年2月の発表会に向けてまた練習が再開しますが、きっとその頃は立派なすずめになり巣立っていくことでしょう。
「うた」がテーマのコンサートでしたが、全体的には何となく北欧や日本の歌でプログラミングしました。
地球ではお互いに離れた場所ですが、メロディの旋法は実は不思議と似たようなところがあります。
どこか懐かしさや心情を歌っている、そんな心の風景がお客さまに伝わっていたら、私たちも幸せです。
半年以上の練習も本番は2時間少しで、あっという間にの出来事でした。
しかし、コンサート終盤に向かって、だんだんとお客さまの拍手の温かさや手の位置が上がっていく実感がありました。
今回のテーマを教訓に、市吹はこれからも、「歌う心」を大切にしていきます。
ありがとうございました。
塚本修也