音楽監督の棒振り日記

【棒振り日記】1/7号

新年あけましておめでとうございます。
今年(こそ!)は、世の中が生の音楽に溢れる年となるようにお祈り申し上げます。
浜松市民吹奏楽団は、徹底した感染対策のため約2年間の沈黙を経て、ついに!ついに!!2月6日(日)に、アクトシティ中ホールにて14時から定期演奏会を開催いたします。パチパチ。
そこー!拍手が小さーい!!
いや〜、沈黙が長かったよ。
すっかりリードも真っ黒になっちまった。
(おいおい、個人練はしようよ。)
バルブに油をいつもより多めに差して、いざ準備万端です!
今年の演奏会のテーマは、「The ヨーロピアンサウンド」。
市吹は、ドイツのとある都市のバンドと姉妹バンド関係にあり、1988年以来もう何度もドイツに訪問をして交流を深めてきました。
昨年も現地のフェスに招聘されましたが、残念ながらコロナで中止に…。
「だったら、浜松で思いっきりヨーロッパを満喫しようじゃないか!」
と思ったのが、このテーマの発端です。
実は昨今の日本の吹奏楽は、アメリカンナイズな風潮がとても強いであります。
イーストマンや空軍、海兵隊など、もの凄い演奏をするので、きっと憧れが強いのでしょう。
学会も毎年開催されているので、教育熱心でもあります。
しかーし!
憧れや教育的なアプローチよりも、こってこてな伝統音楽を初めっから挑戦してやらまいか!と単純に思った次第です。
というわけで、あれやこれやと中ホールのちゅ〜っとした美しい響きに合う選曲をして練習を始めました。
が!これが難しい!!
世の中そんなに甘くなーい!
今回は(コロナ禍も考慮して)、大ホールではない、各曲大編成ではない、大編成の曲を演奏しない、「大」を除くというミッションの下、一生懸命に練習を積み重ねています。
あ〜ん、、ここでつべこべうんちくを語ってるより、ぜひコンサートにお越しください!
入場制限をしているため、価値ある!?チケットは、最寄りの団員まで“お早め“にお求めくださいね。
今年の市吹は、明らかにいつもと違うぜ、ベイビ〜!(当社比)
舞台では2年分のパワーがお上品に炸裂します。
演奏は「大」をマシマシでご披露します!

塚本 修也
(浜松市民吹奏楽団音楽監督・指揮者)

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