音楽監督の棒振り日記

棒振り日記 6/13
CNB音楽を100倍楽しむ方法
その①

市吹ファン、そして数少ない貴重な私のファンの皆さん、こんにちは。
いよいよ定期演奏会が今度の日曜日と迫ってきました。
もちろんチケットはお手元にありますよね。
まだの方のためにも、2回に分けてコンサートに行きたくなるような解説をしていきます。
ケーブルテレビ「ウィンディ」での定期演奏会のお知らせ番組はご覧になりましたか?
楽しそうでしたね〜。
そう、CNB音楽はやっぱり楽しいんです。
今日はその音楽をらさらに「100倍」楽しむ方法を教えます!
1曲目 キューバ序曲
キューバに行く用事はなかなかありませんよね。しかしこれを聴いたらキューバの匂いプンプンなのです。(私も行ったことないので、想像ですが)
何といってもノリの良いリズム、さらに音の並び方がしゃれおつ!(おしゃれ)
ガーシュウィンのジャズコードがステキ。
音が合っているのか合っていないのか、それは作曲家のせいなのか市吹のせいかは、それは聴いてのお楽しみ?!
私も親交のあった真島さんのアレンジ作品で、「塚本さん、よろしくね。」と聞こえてきそうです。
2曲目 「懐かしのパナマ」行進曲
アルフォードの珍しいマーチを演奏します。
市吹といったらやっぱりマーチでしょう。
もちろん、楽譜もたくさん揃ってまっせ!
私としては、この曲のふる〜いスコアがin Bで、しかもコンデンススコアなところが、ディテール塚本としては、非常に扱いにくい。
何となくこんな感じかな〜と、それっぽく演奏を感じて頂けたら嬉しいです。
「塚本さん、いい加減はいけませんよ。」(真島さん)
3曲目 カリビアン・サンダンス
皆さん、スティールパンはご存知ですか?
そうそう、神戸屋に売っていたり、サイゼリアでもオリーブオイルをつけながら食べたりしますね。
「塚本さん、嘘だけはいけませんよ。」(真島さん)
失礼、CNBを代表するような楽器ですね。恐らく皆さん、きっと聴いたことがあるサウンドだと思います。
でも実物から出る生の音はきっと聴いたことがないでしょう。
もうカリブ海の香りがプンプンです。
アンダーザシーでも使われることが多いですね。
これまた真島さんのしゃれおつなオリジナル曲でして、スティールパンソロの浜松在住打楽器奏者、青島貴和子姫と一緒にCNBへと誘います。
ステキな音楽とサウンドに酔いしれて下さい。
オリーブオイルのご用意はいりません。
4曲目 第2組曲
「塚本さんね〜、リードは良い曲だからやらなければだめですよ。」(真島さん)
「なんでいきなり2番なんですか?!1番じゃダメなんですか?!」
だいぶオブザーバーが混線してきた模様ですが、この曲はなんてったって副題が、ラテン風メキシコと書いてあります。
しかもメキシコだけでなく、キューバやブラジル、アルゼンチン、そしてメキシコなどのラテンアメリカ諸国の独自の歌やダンスなどを題材にした大変興味深い組曲なんです。
各楽章は同じラテンミュージックの雰囲気ではありながら、それぞれで全く違った曲想を味わうことが楽しめます。
わくわく!
次回「棒振り日記」は、プログラム後半の魅力に迫ります!
え、市吹があんな事もこんな事もやるんですか?!
注)文中のCNBは、中南米音楽の事です。
え〜、今さら〜?
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